イカロスの翼
名工ダイダロスとイカロスはミノス王の怒りを買い
クレタ島の地下ラビリンスに閉じ込められた
ダイダロスはここから逃げ出すために大きな翼を作り
飛び立つ際にダイダロスはイカロスに向かい、こう言った
「高く飛べば太陽の熱で翼の蝋が溶け、低く飛べば波しぶきで翼が濡れ重くなるから、自分の後に続いて飛べ」
二人は城壁から天に向かい飛び立った
しかし、もうすぐ海岸という所でイカロスは飛ぶことに夢中になり
天空高くまで舞い上がってしまった
太陽神ヘリオスは怒り
太陽の熱でイカロスの蝋の翼を溶かした
すると、翼はバラバラに砕けてイカロスは海へと落ち
イカロスは死んでしまった
(ギリシャ神話より)
数日前に友人と話をしていた時に「イカロスの歌」の話になった。
(調べたら、歌の題名は 勇気を一つを友として だった。)
この歌を何人かは記憶に残っているのではないかと思う。
僕たちはただ、音楽の授業で「イカロスの歌」という音楽を習った事を話しただけだったのですが、何か気になったのでギリシャ神話の「イカロスの翼」を調べてみた。
ギリシャ神話の中で描かれるイカロスは、「向こう見ずな男」、「思慮分別のない愚かな男」という評価をされている。
イカロスはただのバカだったかもしれない。
しかし、父親の忠告にも逆らい、神にも反するその勇気を称えることもできると思った。
世間からの反対をおしきり、自分のしたい事を突き通す人間とはそういないものだ。
イカロスは死んでしまったが、彼が墜落した海はイーカリア海と名づけられた。
自分の信念を突き通した賜物ではないかと思う。
この先、私はただのバカだと言われるかもしれないが、イカロスのように信念を突き通す、そんな人間になりたい。
4 件のコメント:
曲名は「勇気一つを友にして」らしいぞ。
やっぱ俺はこの曲知らんけどな。
ちなみに俺は勇気とは思わんな~。
赤信号やのに「車来てないから平気やーん。」って渡ったら見事に車に引かれるようなものじゃない?
コメントありがとうございます。
「友にして」が抜けていたみたいですね・・・。
指摘ありがとうございます。
赤信号・・・そうですね。(笑)
例えを身近なところに置き換えるとそうなってしまいますね。
私はそんなバカを目指しているのでしょうか・・・。(笑)
あなたはもうすでに私の憧れです。
>OKU
ありがとう。
しかし、コメントしづらいです。
尊敬するOKUにそんなことを言われてしまっては・・・。
とりあえず、ありがとう。
コメントを投稿