2007/08/31

雑巾(6)

「雑巾とは何故生まれるのでしょうか」

高僧は和尚に問いただすと和尚は少し俯いて答えました。

「わかりません。」

「雑巾とは汚れているものを拭くためです。」

和尚は当たり前ではないかと思いましたが、すぐに気づき、顔を上げました。

すると高僧は笑顔をした後におっしゃいました。

「綺麗な布は着物として作られて、着物が生まれ変わり、さらに生まれ変わり、それから捨てられず残った布だけが雑巾へとなれるのです。」

続けて高僧は諭すようにおっしゃいました。

「汚れた廊下があれば雑巾で拭きます。その後はどうしますか?」

「・・・雑巾を洗います。」

高僧は和尚の答えを聞いて、和尚を笑顔で見つめておりました。

「ありがとうございます。」

和尚は深々と頭を下げ、雑巾の所へと走って行きました。



続く

2007/08/30

雑巾(5)

雑巾が少年期に入ると和尚はある異変に気づきました。

雑巾は和尚以外の人間には心が無く、周りからは何を考えているかわからない人間と思われていたのです。

それは「雑巾」という名前が原因なのかはわかりません。

雑巾は周りから虐められていたかもしれません。

でも、和尚はわかりませんでした。

なにせ雑巾はあまり喋ることがないのです。

そんな雑巾が和尚に聞きました。

「何故、僕の名前は雑巾なの。」

和尚は考えても考えても、雑巾への適当な答えを見つけることができませんでした。

「親が付けてくれた唯一の名前です。大切にしなさい。」

それは思いつきで言える精一杯の返答でした。

それから和尚は悩み続けました。

雑巾の名前について。

雑巾への返答した言葉。

答えが何も見つからないまま日々を過ごしておりました。



或る暑い夏の日に大師を名乗ることができる高僧が避暑のために和尚の寺に訪れたときでした。

和尚は雑巾の事を話しました。

杉の下に置かれていたこと、紙の事、それを名前にした事、雑巾への返答の言葉。

高僧はそれを静かに頷きながら、笑顔で聞いておりました。

そして、或る言葉をおっしゃいました。


続く

2007/08/29

雑巾(4)

雑巾が村にやって来たのは雑巾がまだ赤子の時でした。

村で一番大きな一本杉の下に捨てられていました。

捨てられたというより置かれていました。

揺り篭に大事に入られており、紙には「雑巾」とだけ書かれておりました。

雑巾を最初に見つけたのは村の和尚でした。

「雑巾」と書かれた紙を見て一つの疑問が生じておりました。

これは名前なのだろうか。

和尚は名前には心や神が宿ると考えていたので、どういった意味が込められているのだろうかと考えました。

しかし、何も思い当たることが無かったのです。

何せ「雑巾」ですから。

和尚は村の者を集め、誰が赤子を置いていったか、雑巾を名前にするかどうかを決めることにしました。

赤子を置いて行く者を見たものは村にはおりませんでした。

そして、名前を「雑巾」と呼ぶのは良くないとなりましたが、紙に「雑巾」と書かれていたので、それは親が決めた名前かもしれないから「雑巾」にしようということになりました。

しかし、和尚は雑巾を呼ぶときは「キン」と呼んでおりました。

理由は簡単です。

ただ、人の名前を呼ぶのに「雑巾」は相応しくないと思ったからです。




続く

2007/08/28

雑巾(3)

松明の明かりで照らされた雑巾の家はとても明るく、まるで火事にでもなっているかのようでした。

その雰囲気の中、微動だにしない雑巾の家はなかなか不気味なものでした。

「雑巾!家から出て来い!」

村人の誰かが言いました。

しかし、反応はありません。

村人たちは額から汗が吹き出しておりました。

それは松明の熱からくるものなのか、恐怖からくるものかわかりません。

「俺が家に入る」

声を震わせながら喜之助は言いました。

村人たちは一斉に喜之助の方を見て、喜之助の動く様をじっと見ていました。

それは異様な光景でした。

まるで悪魔に出会うかのように、地獄の扉を開けるかのように

村人はとてつもない緊張感の中、喜之助の行く末を見届けておりました。

たかが、一村人である雑巾。

しかし、村人たちにはされど雑巾なのです。

目立たなかった雑巾がいつも何をしているかを知っている村人はいません。

わからないからこそ、恐れも多いのです。

松明のぱちぱちという音だけが静かに聞こえる中、喜之助は静かに扉へと歩み寄り、静かに扉を開けました。



続く

2007/08/27

今日は・・・

今日は「今週のオススメ映像」の日ですね。
再び、「すごいよマサルさん」です。
ENJOY YOURSELF!!

最近、YOUTUBEの調子が悪いみたいだけど・・・。

2007/08/26

雑巾 (2)

「やい!ボロ雑巾!おめぇに楽しいことはねぇのか!」

と大将肌の村人の喜之助が言いました。

雑巾は何も聞いていないかのように黙々と農作業をしています。

腹を立てた喜之助は雑巾の胸ぐらを掴んで

「俺の言っていることが聞こえないって言うのか!」

「私はあなたの言うことを聞きたいと思うでしょうか」

と雑巾は言い返しました。

「てやんでぃ!」

と喜之助は叫びながら拳を握り雑巾に襲いかかりました。

喜之助が雑巾をいくら殴っても、雑巾は反撃をすることはありませんでした。

雑巾はただ一方的に殴られた後にこう言いました。

「あなたは理由も無く、一時の感情で私を殴ってしまいましたね。」

喜之助は不気味な気分になり、その場を去りました。

喜之助は雑巾との出来事を村人たちに話すと、村人たちは雑巾のところに今夜集まることを決めました。

そして辺りが暗くなると、たくさんの揺れる松明が雑巾の家の方へ近づいていました。


続く

2007/08/25

インディア

雑巾の続きは明日書きます。
今日はネタでインドのマイケルジャクソンです。

2007/08/24

雑巾 (1)

昔、雑巾と呼ばれていた青年がおりました。

その青年は非常に真面目なのですが、人からはあまりに好かれた人間ではありませんでした。

その青年にはあまりこれといった特徴がありませんでした。

人から悪口を言われても、動じることはなく、感情のない笑顔を振舞っておりました。

その青年が20歳を迎える前日に事件が起こったのです。


続く

2007/08/23

ネタ

またまた、ネタ映像です。
上が笑いネタ。
下が芸術ネタです。
こんなんばかりですみません。





2007/08/22

生きること 夢を見ること

僕は思う 大切なのは生きること

僕は思う大切なのは夢を見ること



渡り鳥が飛んでいく

どこに行くのだろうか

この荒れ果てた空を



僕は思う大切なのは生きること

僕は思う 大切なのは夢を見ること



何が良くて何が正しいかなんて僕はわからない

少年はただ泣いていたよ

僕たちはずっと寂しがりやの迷子なんだ



僕は思う 大切なのは生きること

僕は思う 大切なのは夢を見ること



とても綺麗に咲いていた

紫色のラベンダーが僕に言ったんだ

「僕たちは普通だよ。綺麗なのは青空さ。」



僕は思う 大切なのは生きること

僕は思う 大切なのは夢を見ること

2007/08/21

デスノート

今週のオススメ映像は「Radiohead」です。
ムスカネタがあまりにも不評だったので
デスノートとごっつええのコラボを発見したので見てみてください。











2007/08/20

ムスカ

面白映像を見つけたので見てみてください。
ちょっと長くてうんざりするかも・・・。

2007/08/19

アポトーシス~死の起源~

僕たちは死ぬために生まれてきた。




全ての生命は終わるために始まったのだ。

何万年、何億年前からそれを繰り返し続けている。

そして、僕たちはその流れを止めることなく

終わることを待っている・・・。

ただひたすら終わることを待っている・・・。




僕たちは死ぬために生まれてきたのだ。



2007/08/18

原始

自分自身を忘れただけさ

自らの心に溺れているだけさ

なら、思い出せばいい

なら、振り返ればいい

自分の泳ぎ方を・・・

今までの自分を・・・


2007/08/17

イカロスの翼

名工ダイダロスとイカロスはミノス王の怒りを買い

クレタ島の地下ラビリンスに閉じ込められた

ダイダロスはここから逃げ出すために大きな翼を作り

飛び立つ際にダイダロスはイカロスに向かい、こう言った

「高く飛べば太陽の熱で翼の蝋が溶け、低く飛べば波しぶきで翼が濡れ重くなるから、自分の後に続いて飛べ」

二人は城壁から天に向かい飛び立った

しかし、もうすぐ海岸という所でイカロスは飛ぶことに夢中になり

天空高くまで舞い上がってしまった

太陽神ヘリオスは怒り

太陽の熱でイカロスの蝋の翼を溶かした

すると、翼はバラバラに砕けてイカロスは海へと落ち

イカロスは死んでしまった

(ギリシャ神話より)


 
数日前に友人と話をしていた時に「イカロスの歌」の話になった。
(調べたら、歌の題名は 勇気を一つを友として だった。)
この歌を何人かは記憶に残っているのではないかと思う。
僕たちはただ、音楽の授業で「イカロスの歌」という音楽を習った事を話しただけだったのですが、何か気になったのでギリシャ神話の「イカロスの翼」を調べてみた。

ギリシャ神話の中で描かれるイカロスは、「向こう見ずな男」、「思慮分別のない愚かな男」という評価をされている。
イカロスはただのバカだったかもしれない。
しかし、父親の忠告にも逆らい、神にも反するその勇気を称えることもできると思った。
世間からの反対をおしきり、自分のしたい事を突き通す人間とはそういないものだ。
イカロスは死んでしまったが、彼が墜落した海はイーカリア海と名づけられた。
自分の信念を突き通した賜物ではないかと思う。

この先、私はただのバカだと言われるかもしれないが、イカロスのように信念を突き通す、そんな人間になりたい。


2007/08/16

咎め

火の神様が火をどしどしお焚きなさって、この水の国を灼熱の球体に変えなさるつもりです。

猿に出来る事はと言えば、指をくわえるか、反省するかの二択でしょう。

これも摂理ですな、運命ですな。



地の神様が緑の角をぶつぶつお伐りなさって、この緑の国を沙漠の球体に変えなさるつもりです。

猿に出来る事はと言えば、指をくわえるか、反省するかの二択でしょう。

これも摂理ですな、運命ですな。


2007/08/15

一寸法師~その後~

一寸法師と呼ばれた男の話をしようと思います。
一寸ばかりなる男が鬼を退治する話はあまりにも有名です。
その男は鬼を倒し、うちでの小槌で大きくなって話はめでたく終わっています。
でも、実際の話はそうではないのです。(その後の内容は私が勝手に作ったものです。)

一寸法師(既に一寸の大きさでないので、男と呼ぶことにします。)は大きくなったことを良いことに姫を襲い、町中の女を強姦する日々が続いていました。
人々はその男の悪行に困りはて、男を退治しようとしました。
しかし、男は願いの叶う「うちでの小槌」を持っていました。
その魔法を使い、妖怪や鬼など召喚してしまうのです。
町の人々は男への攻略を試みるのですが、うちでの小槌の魔法により幾度も失敗を繰り返してしまいました。
うちでの小槌を手にしている男はもはや無敵であったのです。
男の悪行はどんどん酷くなるのですが、男を止める者はこの世にはいない状況でした。
町中の人々は鬼が暴れ回っていた時代の方が、まだ良かったと感じていました。

下界のそういった状況に神は眉を細めておられました。
神は男の目の前に舞い降りられ、男に罰をお与えになりました。
神は男にこのようにおっしゃいました。

「君は強欲すぎる。だからうちでの小槌は返してもらおう。」
そのようにおっしゃると、男の手からうちでの小槌が離れ、消えてしまいました。

神はさらにこうおっしゃいました。
「それともうひとつ。君に言っておかねばならないことがある。うちでの小槌は魔性の道具。願いをかなえる代償は魂なのです。そして君の命は、もってあと三日でしょう。」

その事を知ると男は泣き叫び、こう言いました。
「どんなことでもします。どうか助けてくれないですか。」

神は顔を顰め(しかめ)、男にこのようにおっしゃいました。
「君の命と交換に大きくなった身体を小さく戻す。そして常に善行をすることを心がけよ」

男は小さく俯きながら「はい。」と言いました。
すると、神は杖を天にかざすと辺り一面は光で満ち溢れました。
それは思わず目をつむるほどでした。

すると男の身体は小さく戻りました。

その後は遠くに病人がいれば、遠くまで出向き看病をし
喧嘩をするものがいれば「つまらないことはやめなさい」諫め
気づけば人々から喜ばれる人間になっていました。

一寸法師は背は一寸にも満たなかったのですが、心は世の中で一番大きくなったとさ・・・。

2007/08/14

oasis

今週のオススメ映像は「oasis」です。
ビデオクリップの使い方わかりますか?
わからない人のために説明します。
右側に「今週のオススメ映像」ところにビデオクリップがあります。
そこの気になった映像をクリックしていただけるとページTOPに映像があらわれます。
まだ、見ていない人はどうぞ見ていってください。

2007/08/13

裏はなさかじいさん

昔々、会津の小さな町に前田権兵衛という名の六十ばかりなるおじいさんとシロと呼ばれる老犬がいました。
権兵衛とシロは町中で評判になるほど仲が良かったほどでした。
いつも朝は人より早く起き
昼はせっせと働き
日がくれると少々の米と粟、味噌を食べ、あまり贅沢とはいえない暮らしをしていました。

そしてある日、権兵衛が農作業をしていると、シロが土を掘っているではありませんか。
権兵衛は悪戯でもしているのだろうと見て見ぬふりをしていました。
あまりにも長い間、シロは土を掘り続けていたので
権兵衛は少し気になったので近づいてみた
すると、地面が金色の小判が輝いているではありませんか。
権兵衛は辺りを見渡し、誰もいないことを確認をすると家に持ち帰りました。

いそいそと自宅に帰って、権兵衛は小判の数を数えてみるとなんと千両ほどありました。
そんなお金を手にしたことのない権兵衛は大変に喜びました。

しかし、良い話はそんなに続きませんでした。
実はシロの掘った小判は役人の小判だったのです。
その当時、金庫がなかったので役人は家の近くの土の中に埋めていたのです。
目撃者の証言でその時間には権兵衛と犬しかいなかったということで
権兵衛は重要参考人として奉行所に連行されてしまいました。
権兵衛が警察に拘束されている間に現場検証が行われ
土を掘った形跡が明らかに犬の仕業ということが解り
シロは役人に捕らわれてしまいました。

犯人はシロということになり、シロは処刑されてしまいました。
何故犬が犯人にされ、殺されたかというと
権兵衛には悪気がなく、罪の意識まったくなかったということもあり、戒めとしてシロは殺されたのです。
権兵衛は太郎が死んだことを知らされて、泣き崩れました。
それを見て可哀想に思った奉行人は権兵衛を釈放させてあげました。
権兵衛は家にまっすぐに帰ると、すでに日は暮れ、あたりはどこか寂しげな暗闇に取り囲まれていました。
死んでしまったシロに目をやり、抱きかかえ、外に出してあげました。
そして、燃やしました。
木の粉火が蛍のように飛び交い、空に舞あがる光景はシロの魂が空へと還っていくようでした。
しっかり焼かれたシロの骨はとても軽く、少し力を入れると粉々になるほどでした。
権兵衛は大きな形ある骨は地に埋め
粉々になった骨は壺に移し変えて、家に供えることにしました。

権兵衛は形式的には罪人ではないのですが、周りの目は冷ややかでした。
万屋(よろずや)に行ったのなら「盗みをするのなら、来ないでくれ」とまで言われてしまう始末でした。
世間の目とは些か冷たいものである。
間違いとはいえ盗みをしたものの、故意でない。
形式的には罪人でないのに、世間の目は罪人扱いに。
人間の目とはそんなものなのです。

権兵衛はシロを亡くした悲しみと彼に対する周りの人間の反応が
彼の精神を壊していきました。
そんな権兵衛は太郎の骨の粉を持ち、こう言いました。

「枯れ木に花を咲かせましょう!」

木に花が咲くことはなく
ただ、町中の笑いの種となり、笑いの花が咲いたとさ。

2007/08/12

貧乏ゆすり

「無くて七癖」という言葉がある。
どんな人でも多少は癖があるものだということと言う意味で有名ですが
人の癖として多く見られるのが貧乏ゆすり。
実をいうと私は貧乏ゆすりの常習者である。
これはあまり皆さんにいい印象を与えるものではない。
そこで貧乏ゆすりはどうして出るのか。
なにか原因があるのだろうと思い、今回も調べてみた。

貧乏ゆすりをするのは約6割が男性だといわれているらしい。
男性は女性に比べると筋繊維が太い傾向がある。
なので、貧乏ゆすりの原因の一つに筋繊維が太さがあげられる。
筋繊維が太いと血管が圧迫され、肉体疲労の原因となる乳酸がたまりやい。
そこで無意識に筋肉の血流をよくするために体が動く反応が貧乏揺すりだといわれているらしい。

一定のリズムで足が動く事を貧乏ゆすりという。
「一定のリズムで動く」ここにも原因が隠されていた。
人間の脳は一定のリズムで体を動かすことで、精神状態を安定させるための脳内物質「セロトニン」を分泌する。
セロトニンは興奮や不快感を抑え、より安定した精神状態を作りだすため物質である。
例えば赤ん坊をあやす時に一定のリズムで体を揺すったり、頭をなでたりする。
これには赤ん坊の興奮や精神的不快、不安を取り除くための非常に効果的な方法である。
脳内のメカニズムが解っていない頃からあるこの手法。
先人の知恵は偉大であることを改めて痛感させられる。
子供の頃は大人があやしてくれたので、セロトニンが分泌されていた。
大人は自らセロトニンを分泌する方法として貧乏ゆすりをするようになった。
なので、貧乏ゆすりは「大人が自らをあやす行為」ともされているらしい。

貧乏ゆすりの原因として肉体的理由と精神的理由の代表とされるモノを説明したが
これら以外に様々な理由が存在する。
体のゆがみ、体内のPhが酸性に傾きすぎている、運動不足などなど。
効果的な対策として、まずは運動不足の解消。
どうしても足に乳酸がたまりやすい体質の人はこまめにマッサージをする。
ストレスを溜めない。
ストレスを溜めない事は非常に難しいのですが
なるべく貧乏揺すり以外のことでストレスを解消するよう心がける事が重要らしい。

貧乏揺すりはあまり人に好感を持たれる癖ではない事は確かだ。
ですが、貧乏ゆすりを気にするのは日本人だけらしい。
外国には「貧乏ゆすり」に当てはまる単語がなく
そこまで癖として認識されていないらしい
日本では貧乏ゆすりをする人は肩身の狭い思いをするだろう。
しかし、今はグローバル化されている。
そう、今まさに堂々と貧乏ゆすりができる時代がやって来たのだ。

2007/08/10

虹はとても綺麗だ。しかし、とても儚い。そして、どこか寂しい。虹がどれだけ綺麗な存在であろうと、どれだけ大きい存在であろうと光がなければ、虹は存在することが出来ない。人間も虹と光の関係に似ている。とても綺麗で、儚く、どこか寂しさを持つ生き物だ。そして、どれだけ綺麗で、どれだけ大きな存在であっても、何かに依存しないと生きていけない。つまり僕はこういう事が言いたい。光を必要としない虹は虹と呼べるだろうか。そして、何も依存していない人間は人間と呼べるだろうか。そう、人間は何かに依存している。そう、どんなに強がっても、何かを必要として生きている。そう、生きている。

2007/08/09

Blankey Jet City

今週のオススメ映像は「Blankey Jet City」です。

好き嫌いがあるかもしれませんが

十分に楽しめると思います。

2007/08/08

Limited life in infinity

自分が生まれたことを

僕は覚えていない

自分が死んだ後のことを

僕は確認することはできない


人はそれでも

自分がどこから生まれてきたのか

自分がどこへたどり着いてゆくのか

ふと考える


僕たちは世界という無限の中で

有限な命を抱え生きている


限りがあるからこそ

意味があり

限りがあるからこそ

美しいのではないのだろうか・・・

2007/08/07

雨が降り始める瞬間

嬉しいような

悲しいような

そんな気持ちになる


人の気持ちもそう

心が変化したことがわかったことの嬉しさ

心が変化してしまったことの悲しさ


そんな気持ちの変化に

僕は受け入れる気持ちが・・・

あったり・・・

なかったり・・・


そんな時、雨が・・・

降ったり・・・

降らなかったり・・・


2007/08/06

セミ

自分のことをアピールし続け

そして、叫ばなくなったら死んでしまう君

そんな君に哀愁を感じる

目立ちたいが故に鳴いているのか

悲しいから鳴いているのか

僕にはわからない

ただ君は僕と同じ匂いがする


2007/08/05

考える

考えるということは思うこと、感じることである。
英語で普通は「考える=think」だけど、「考える=feel」とも使う。(feelは女性がよく使うらしいけど)
日本の「考える」という言葉には、色々なエッセンスが含まれていると僕は思う。
思う、感じる、想像する・・・考えるに似ている言葉がこんなにも・・・。
だから、「考える」のは一つの手段ではなく、一つの過程だと意識づけるのが良いのかな・・・。
何いってるかわかんなくなっちゃいましたが、僕が思ったこと。
ただ、それだけ。

2007/08/02

暑い・・・。

暑い・・・。

とにかく、暑い・・・。

コレがアスファルトジャングルの代償・・・。

こんなに暑くしたのは誰だ!

人間だ!

でも、「暑い=ビールがうまい」定理が成り立つには暑さも必要!

「暑い=ビールがうまい」が成り立っても

「ビールがうまい=暑い」は成り立たない。

だから、冬でもビールはうまい!

ビールがうまけりゃ季節なんて関係ないね!

なんじゃこりゃ・・・。

2007/08/01

エクセレント!

今週のオススメ映像は「ワールドダウンタウン」です。
たしか、3~4年前の深夜に関東地区限定で放送されていたんですが、気づいてみると打ち切られていました。
外国人の吹き替えっぽい演出と変なボケがおもしろいです。