移転いたします
色々な事があり、こちらは別館扱いに・・・。
こちらはたまに更新します!
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↑こちらに飛んでやってくださいまし・・・。↑
迷惑かけます。
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sato4
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0:56
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「雑巾とは何故生まれるのでしょうか」
高僧は和尚に問いただすと和尚は少し俯いて答えました。
「わかりません。」
「雑巾とは汚れているものを拭くためです。」
和尚は当たり前ではないかと思いましたが、すぐに気づき、顔を上げました。
すると高僧は笑顔をした後におっしゃいました。
「綺麗な布は着物として作られて、着物が生まれ変わり、さらに生まれ変わり、それから捨てられず残った布だけが雑巾へとなれるのです。」
続けて高僧は諭すようにおっしゃいました。
「汚れた廊下があれば雑巾で拭きます。その後はどうしますか?」
「・・・雑巾を洗います。」
高僧は和尚の答えを聞いて、和尚を笑顔で見つめておりました。
「ありがとうございます。」
和尚は深々と頭を下げ、雑巾の所へと走って行きました。
続く
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sato4
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23:45
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雑巾が少年期に入ると和尚はある異変に気づきました。
雑巾は和尚以外の人間には心が無く、周りからは何を考えているかわからない人間と思われていたのです。
それは「雑巾」という名前が原因なのかはわかりません。
雑巾は周りから虐められていたかもしれません。
でも、和尚はわかりませんでした。
なにせ雑巾はあまり喋ることがないのです。
そんな雑巾が和尚に聞きました。
「何故、僕の名前は雑巾なの。」
和尚は考えても考えても、雑巾への適当な答えを見つけることができませんでした。
「親が付けてくれた唯一の名前です。大切にしなさい。」
それは思いつきで言える精一杯の返答でした。
それから和尚は悩み続けました。
雑巾の名前について。
雑巾への返答した言葉。
答えが何も見つからないまま日々を過ごしておりました。
或る暑い夏の日に大師を名乗ることができる高僧が避暑のために和尚の寺に訪れたときでした。
和尚は雑巾の事を話しました。
杉の下に置かれていたこと、紙の事、それを名前にした事、雑巾への返答の言葉。
高僧はそれを静かに頷きながら、笑顔で聞いておりました。
そして、或る言葉をおっしゃいました。
続く
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sato4
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22:32
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雑巾が村にやって来たのは雑巾がまだ赤子の時でした。
村で一番大きな一本杉の下に捨てられていました。
捨てられたというより置かれていました。
揺り篭に大事に入られており、紙には「雑巾」とだけ書かれておりました。
雑巾を最初に見つけたのは村の和尚でした。
「雑巾」と書かれた紙を見て一つの疑問が生じておりました。
これは名前なのだろうか。
和尚は名前には心や神が宿ると考えていたので、どういった意味が込められているのだろうかと考えました。
しかし、何も思い当たることが無かったのです。
何せ「雑巾」ですから。
和尚は村の者を集め、誰が赤子を置いていったか、雑巾を名前にするかどうかを決めることにしました。
赤子を置いて行く者を見たものは村にはおりませんでした。
そして、名前を「雑巾」と呼ぶのは良くないとなりましたが、紙に「雑巾」と書かれていたので、それは親が決めた名前かもしれないから「雑巾」にしようということになりました。
しかし、和尚は雑巾を呼ぶときは「キン」と呼んでおりました。
理由は簡単です。
ただ、人の名前を呼ぶのに「雑巾」は相応しくないと思ったからです。
続く
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sato4
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23:16
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松明の明かりで照らされた雑巾の家はとても明るく、まるで火事にでもなっているかのようでした。
その雰囲気の中、微動だにしない雑巾の家はなかなか不気味なものでした。
「雑巾!家から出て来い!」
村人の誰かが言いました。
しかし、反応はありません。
村人たちは額から汗が吹き出しておりました。
それは松明の熱からくるものなのか、恐怖からくるものかわかりません。
「俺が家に入る」
声を震わせながら喜之助は言いました。
村人たちは一斉に喜之助の方を見て、喜之助の動く様をじっと見ていました。
それは異様な光景でした。
まるで悪魔に出会うかのように、地獄の扉を開けるかのように
村人はとてつもない緊張感の中、喜之助の行く末を見届けておりました。
たかが、一村人である雑巾。
しかし、村人たちにはされど雑巾なのです。
目立たなかった雑巾がいつも何をしているかを知っている村人はいません。
わからないからこそ、恐れも多いのです。
松明のぱちぱちという音だけが静かに聞こえる中、喜之助は静かに扉へと歩み寄り、静かに扉を開けました。
続く
Posted by
sato4
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22:32
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今日は「今週のオススメ映像」の日ですね。
再び、「すごいよマサルさん」です。
ENJOY YOURSELF!!
最近、YOUTUBEの調子が悪いみたいだけど・・・。
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sato4
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23:49
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Labels: 報告
「やい!ボロ雑巾!おめぇに楽しいことはねぇのか!」
と大将肌の村人の喜之助が言いました。
雑巾は何も聞いていないかのように黙々と農作業をしています。
腹を立てた喜之助は雑巾の胸ぐらを掴んで
「俺の言っていることが聞こえないって言うのか!」
「私はあなたの言うことを聞きたいと思うでしょうか」
と雑巾は言い返しました。
「てやんでぃ!」
と喜之助は叫びながら拳を握り雑巾に襲いかかりました。
喜之助が雑巾をいくら殴っても、雑巾は反撃をすることはありませんでした。
雑巾はただ一方的に殴られた後にこう言いました。
「あなたは理由も無く、一時の感情で私を殴ってしまいましたね。」
喜之助は不気味な気分になり、その場を去りました。
喜之助は雑巾との出来事を村人たちに話すと、村人たちは雑巾のところに今夜集まることを決めました。
そして辺りが暗くなると、たくさんの揺れる松明が雑巾の家の方へ近づいていました。
続く
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sato4
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17:46
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